巨人-中日(4/11)

一言。

【昇竜会20期は、同級生・伊藤準規選手を応戦します。】

 

土曜日と日曜日、二日連続での観戦。

両日とも14:00からのデーゲーム観戦。場所は東京ドーム。

新歓試合ということで、5名の新入生が来てくれました。

ありがとうございました!

 

さて、僕は土曜日の試合には参加できませんでしたが、

終盤での鈴木選手の乱調という不本意な形で負けてしまいました。

とはいえ、それによってカードは1勝1敗。

ライバル同士、勝ち越しを賭けた一戦とあって、

日曜のドームでは試合前から緊迫した雰囲気が感じられました。

 

先発は伊藤−東野

昨シーズン終盤の好投から、次世代の巨人キラー候補として

注目の集まる伊藤準規投手。

この日もスタンドからは頻繁に【準規】コールが飛び、

ドラファンの大きな期待が感じられました。

 

さて、一回。

中日は東野の立ち上がりを責め、

ブランコのサードゴロの間に一点先制!

できれば一気に畳み掛けたいところでしたが、

まずは優位なペースで試合に入ります。

 

ところが、その裏の伊藤。

緩急を使い分けたピッチングで好調の坂本を三球三振にしとめるも、

つづく松本には技ありのレフト前ヒット。

されに、苦手とするセットポジションを狙われ、

盗塁を許してしまいました。

 

つづくクリーンナップを迎えても制球は定まらず、2アウト満塁。

その大事な場面で、伊藤は

おそらく新人王争いの最大のライバルとなる長野に、

痛恨の押し出しフォアボールを与えてしまいます。

 

そうなると乱れるのが打線のリズム。

2回、立ち直りを見せた東野の前に、中日は三者凡退。

早くもレフトスタンドには、嫌なムードが漂い始めます。

 

一方の伊藤はその裏、2アウトからの盗塁、

さらにタイムリーで2点を失い、その時点でスコアは3−1

数字以上に内容の悪い投球に対して、

伊藤は3回、早くも代打を送られました。

 

もう一度出直して、マウンドに復活してほしいものです。

 

さて、ロングリリーフに立った清水昭の好投をよそに

沈黙を続ける竜打線でしたが、決定機は6回。

2アウトから和田、井端の連続ヒットで1・2塁として、

つづくバッターは新外国人のセサル。

 

「はたらけ はたらけ セ サ ル !」

 

これまで結果を残せていないドミニカ人助っ人に、

レフトスタンドから愛のある激励(?)が飛びます。

 

これまで全く合っていなかったセサルですが、

今回はきわどいボールを見送る・強いファールを飛ばすなど、

【覚醒】の予兆を見せつつカウント2−2。

 

「あぁ〜。」

 

残念ながら最後は外角の変化球に手を出し三振。

レフトスタンドも、やや元気を失います。

 

するとその裏、なんとか粘っていた清水でしたが

坂本のタイムリーで失点。

次の回には交代した平井が好調のラミレスに特大アーチ

(レフトスタンド・吉永小百合さん直撃)を浴び、スコアは5−1

 

ドラファンも、長野のゴタゴタを野次るのが精一です。

 

8回には小林正が小笠原に2点タイムリーを浴びるなど、

終わってみれば巨人打線の恐ろしさが存分に発揮された試合内容。

一方の中日は継投の金刃・久保に対しても攻めあぐね、

スコアは7−1という結果になりました。

 

(ちなみに前会長は、ラミレスのHRあたりから

うなだれて動かなくなってしまいました。)

 

 


1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
中日 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 7 0
巨人 1 2 0 0 0 1 1 2 × 7 12 2

 

 

中日●:伊藤−清水昭−平井−小林正

巨人○:東野−金刃−久保

【総括】

落合監督もコメントで打順替えに触れましたが、

ヒット7本を放ちながらの1得点ということで、

打線の繋がりはかなり悪い状態にあります。

 

また、伊藤を悪いなりに3失点で耐えさせ、

清水の健闘を支えた谷繁のリードですが、やや単調の感もあり、

結果として終盤の失点につながった気がします

 

それから、印象に残ったのが巨人の好調ぶり。

どうやら坂本・松本・長野あたりの若手は、

現在止まらない状態にあるようです。

ラミレス・小笠原の巨砲二人と合わせ、

彼らが『平常運転』に戻ったとき、

どのような戦いぶりを見せるのか。

また、こちらはどのように対抗していくのか。

 

いずれにせよ、今シーズンも最大の強敵は巨人のようです。

 

(佐藤)